> > コニカミノルタ、有機EL照明パネルの量産へ 山梨県に工場建設

コニカミノルタ、有機EL照明パネルの量産へ 山梨県に工場建設

記事を保存
コニカミノルタ、有機EL照明パネルの量産へ 山梨県に工場建設

コニカミノルタは、18日、山梨県中央市に有機EL照明パネルの量産工場を建設し、2014年度より有機EL照明事業を本格的に展開すると発表した。新工場は2014年夏に竣工し、秋より量産を開始する予定。

現在、コニカミノルタ甲府サイト(山梨県中央市)内に建設を進めている新工場では、生産性に優れるロール・ツー・ロール方式を導入し、基板に樹脂を用いた、白色および調色機能付の樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルを世界で初めて量産する。パネルの生産能力は月約100万枚。

樹脂基板ならではの、軽く、曲がる、割れにくい有機EL照明パネルを提供し、一般照明や建築分野に加え、電気機器や自動車などへの採用も働きかけていく。

有機EL照明は、薄く、軽く、面光源という従来の照明にない特長があり、次世代照明として注目されている。同社では、これまでのマーケティング活動により、フレキシブルな有機EL照明パネルにより、新たな顧客を開拓することができるとの結論に至り、新工場の建設を行うこととした。

新工場で生産する有機EL照明パネルは、白色タイプの外形寸法が150×60mm、厚みが0.35mm、重量が5g。調色機能付の外形寸法が50×30mm、厚みが0.29mm、重量が0.6g。曲率半径はともに10mm。

同社ではかねてより、銀塩感光材料開発や色素開発などで培った機能性有機材料合成技術と機能性有機材料設計技術を活かし、独自のコア技術の力を発揮できる有機EL照明の事業化に向けた研究開発を進めるとともに、積極的にマーケティング活動を行ってきた。

2011年には、りん光発光材料のみを使用した有機EL照明パネルの世界初の商品化を実現、昨年は紙のように薄く軽い樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルや低抵抗透明導電膜を展示会で公開した。今年に入ってからはフレキシブルタイプとしては世界初となる調色機能付と世界最薄の有機EL照明パネルや世界最高効率の白色有機EL照明パネルを発表し注目を集めるなど、業界において先駆的な開発成果を生み出してきている。

なお、同社では、量産開始に先立ち、3月30日よりドイツ・フランクフルトで開催される世界最大の照明・建築の見本市「Light + Building 2014」に調色機能付と超薄型のフレキシブルタイプ有機EL照明パネルの試作品を使用したデモンストレーションモデルを出展する。

有機EL照明パネルは、高いエネルギー利用効率や少ない発熱に加え、蛍光灯のように水銀を使用しないことにより、環境負荷が低く、紫外線を含まないため目への刺激も少ないという特長も持つ。

コニカミノルタグループでは、有機EL照明事業を将来の柱とし、今後も戦略的投資を実行していく考えだ。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.