NEDO、温室効果6分の1の新冷媒を開発 空調機器の環境性能がアップ

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NEDOの「高効率ノンフロン型空調機器技術の開発」において、旭硝子は従来の代替フロン冷媒「HFC-410A」と同等の冷媒性能を持ちながら、温室効果を示す地球温暖化係数(GWP)を約6分の1に抑えることができる空調機器向け新冷媒の開発に成功した。旭硝子は引き続きNEDOのプロジェクトで、新冷媒を用いた実証試験や安全性評価などの実用化開発を進め、2016年の商業生産開始を目指す。

新冷媒は、GWPが極めて低い「HFO-1123」を主成分とする環境対応型の混合冷媒。現状製品化されている代替冷媒候補中最もGWPが低い「HFC-32」の約半分までGWPを抑えながら、従来と同等の冷媒性能を有しており、低GWPと省エネ性能の両立を実現する。

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