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新潟県、潮流発電の実証事業を始動 日本大学などと連携

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新潟県は、日本大学などと連携し、同県北部にある離島の粟島沖において、潮の流れを用いて洋上で発電する潮流発電の開発に向けた取り組みを開始した。

本年度は粟島付近にて潮流発電の開発に向けた調査等を実施し、粟島沖で潮の向きや流速度等のデータを収集する。2014度は、その調査結果を基に、実証機の開発、実証に取り組む。同県では、粟島沖の潮流発電の実証の取り組みを支援するため、海洋エネルギー実証事業として、本年度は400万円、2014年度は800万円を計上した。3月に粟島沖において、試作機を稼働させる実証が行われた。

新潟県は、昨年11月、粟島における海洋エネルギー利活用を促進するため、日本大学理工学部、粟島浦村、粟島浦漁業協同組合及び新潟県海洋エネルギー研究会と5者間で協定を締結。今年度より粟島にて潮流発電開発に向けた取り組みを開始すると発表した。

日本大学によると、新潟県内の民間企業連合が製作した発電装置に、同大学理工学部海洋建築工学科の教授らが進める可変ピッチ水車を取りつけ、海水の水車を回して発電する仕組みの潮流発電の実用化を目指している。将来的には潮流に風力太陽光も併せた複合型も視野に、海洋エネルギー利活用に乗り出す方針だ。

2月24日に、新潟県知事が2月定例会提出議案について説明。次世代のエネルギー・産業施策の選択の幅を拡大させるため、多様な地域資源を活用しながら、新潟版グリーンニューディール政策を展開しているが、新年度においては、この取り組みを更に加速させ、太陽光発電の導入拡大のほか、粟島沖での潮流発電の導入実証や雪冷熱を活用したデータセンターの誘致に向けた取り組みの推進など、新たな可能性を切り拓いていく取り組みも進めていくとしている。

【参考】
新潟県 - 平成26年2月定例会(提案理由)
新潟県 -
粟島における海洋エネルギー導入推進の一環として、日本大学理工学部等との協定を締結します。
日本大学 - 平成25年12月15日 日本大学広報(pdf)

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