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政府、地熱発電事業の債務を最大8割保証 土湯温泉など2案件を採択

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政府、地熱発電事業の債務を最大8割保証 土湯温泉など2案件を採択

政府は、地熱発電の事業化を支援するために、地熱発電事業2案件に対し、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)を通じて、最大80%の事業資金の債務を保証する。

JOGMECが、つちゆ温泉エナジーによる福島県福島市土湯温泉での「土湯温泉バイナリー地熱発電事業」および西日本環境エネルギーによる大分県玖珠郡九重町での「菅原バイナリー地熱発電事業」の2案件について、初めての地熱発電の債務保証対象事業として採択した。

JOGMECは平成24年9月から地熱資源に関する調査助成や技術開発等による支援事業を進めてきたが、この2案件は初めての債務保証対象事業となる。

JOGMECによる債務保証は、地熱発電所の建設に必要な資金の融資を民間金融機関から受ける場合、当該融資の80%を上限にJOGMECが地熱開発事業者の民間金融機関への債務を保証するもの(債務保証手数料基準料率:0.4%/年)。民間金融機関だけでは評価できない地熱資源開発のリスクを評価し、民間金融機関による地熱資源開発への資金供給を円滑にすることを目的としている。

今回、採択された事業の概要は以下の通り。

つちゆ温泉エナジー

「土湯温泉バイナリー地熱発電事業」発電所イメージ図

「土湯温泉バイナリー地熱発電事業」
発電所イメージ図

福島県福島市土湯温泉で発電規模400kWの水冷式バイナリー方式の地熱発電所を建設するもの。本事業は、福島県福島市土湯温泉の湯遊つちゆ温泉協同組合が中心に推進している事業であり、孫会社のつちゆ温泉エナジー(地熱発電事業用特定目的会社)が既存温泉井を用いて地熱発電事業を行うもの。建設資金の一部(5億5,700万円)を福島信用金庫から長期借入で調達し、JOGMECはこの借入の80%に対する債務を保証する。運転開始は平成27年7月を予定している。

西日本環境エネルギー

「菅原バイナリー地熱発電事業」噴気試験の様子

「菅原バイナリー地熱発電事業」
噴気試験の様子

大分県玖珠郡九重町で発電規模5,000kWの空冷式バイナリー方式の地熱発電所を建設するもの。本事業は九重町の所有する既存地熱井を活用して地熱発電事業を行うもの。建設資金の一部(40億万円)をみずほ銀行および日本生命保険相互から長期借入で調達し、JOGMECはこの借入の80%に対する債務を保証する。運転開始は平成27年3月を予定している。

【参考】
JOGMEC - 地熱発電事業2案件に対し初めての債務保証を実施

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