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東北電力、石炭火力発電所で木質バイオマス混焼 地域の木質チップ利用

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東北電力、石炭火力発電所で木質バイオマス混焼 地域の木質チップ利用

東北電力は、原町火力発電所(発電出力:100万kW×2基、所在地:福島県南相馬市)への木質バイオマス燃料(木材チップ)導入に向けて、4月2日から設備工事を着工した。

今回、原町火力発電所への木質バイオマス燃料の導入は石炭重量比1%。状況を見極めながら、除々に化石燃料との混合率を増やし、年間約6万トンの活用を目指す方針だ。これに伴い、石炭の消費量が年間約2万トン抑制されることが見込め、同発電所からのCO2排出量は、年間約5万トン(一般家庭約1万世帯の年間排出量に相当)の削減が可能となる見込みだ。

また、導入する木質バイオマス燃料については、福島県内および宮城県内のチップ加工会社が、それぞれ県内の林業関係者から原料を確保し、チップに加工したものを、東北電力が調達する。

地元の未利用材(建築用材などとして利用されない部分)を原料とした木質バイオマス燃料を安定的に調達・消費することで、地域における森林資源の有効活用が促進されるとともに、林地に残置される未利用材が減少することなどにより、森林環境の保全を目指す目的がある。さらに、福島県内および宮城県内から調達することにより、地域林業の活性化にも貢献できるものとなっている。

原町火力発電所全景と設備設置予定地

原町火力発電所全景と設備設置予定地

東北電力は、平成27年3月の竣工ならびに同年4月からの試運用開始に向け、安全を最優先に着実に工事を進める。今後も、低炭素社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めていく構えだ。

【参考】
導入するなら要チェック! 水分・サイズなど燃料用木質チップの品質規格(2014/3/31)

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