神奈川県、初期投資ゼロのLED照明導入モデル実験 成功3件・失敗2件

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神奈川県では、初期投資の負担なしでLED照明機器を導入し、削減される光熱費等で機器のリース料等を賄うことができる「省エネモデル」の実証試験結果をとりまとめ公表した。5件のモデルプランのうち、3件はリース期間内に光熱費等削減額で導入経費が賄える結果となった。しかし、2件はリース期間内では光熱費等削減額では導入経費が賄えない結果となった。

同県では、事業者の省エネ対策を支援するため、「省エネモデル」のプランを公募・選定し、実証試験を実施した。今回、実施した実証試験は「LED照明5年リースプラン」が1件、「譲渡条件付リースによるLED照明導入プラン」が4件。屋内プール施設で実施した5年リースプラン1件と、宿泊施設で実施した譲渡条件付リースプラン2件では、リース期間5年に対し、5年で経費の回収が可能という結果になった。一方、社会福祉施設等で実施した譲渡条件付リースプラン2件では、リース期間内での回収ができないという結果になった。

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