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山口県、農業水利施設を活用した小水力発電等の適地18カ所を公表

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山口県は、農業水利施設を活用した小水力発電の開発が見込まれる適地について、現地の流量や落差等から想定される発電量や概算事業費等を調査した結果をマスタープランとしてとりまとめ公表した。

県の担当者によると、本マスタープランは民間事業者に活用してもらうとともに、県でも開発を検討していくための資料とするもの。

同県が公表したのは「農業水利施設を活用した小水力等発電マスタープラン」。農業水利施設等への小水力発電等の導入に向け、農業用ダム10カ所、水路6カ所、ため池2カ所等を対象に調査した結果をリストで紹介している。また、太陽光発電の適地として1カ所(雑種地、最大出力25kW)を掲載している。なお、発電計画等の内容は2014年4月時点の見込みであり、今後の追加調査等により変更となることがある。

同県は、農業用水を活用した小水力発電は、農村地域の水資源を有効に利用し、農村地域を活性化する上で需要と捉えている。2012年6月に県、市町、土地改良区など34の機関で構成する「山口県農業用水小水力発電推進協議会」を設置し、小水力エネルギーの活用に向けた取り組みを推進している。

また、同県では、売電を目的としない簡易型の小水力発電の効果検証に着手している。3月に、萩市と田布施町に、水路の流量や落差など、現地の地形条件に応じてタイプの異なる2種類の簡易型小水力発電を完成させ、土地改良区等が管理する電気柵や照明への電力供給を開始した。小規模な水路を活用した簡易型小水力発電の設置は、同県で初めての取り組みとなる。

両施設の概要は以下の通り。萩市では農業用水路にフロート式下掛水車(材質:ポリ塩化ビニル、重量:約9kg)を設置。電力使途は電気柵(5W)。事業主体は福栄土地改良区。田布施町では水路に上掛式クロスフロー水車(材質:ステンレス、重量:約300kg)を設置。電力使途は照明(40W)。事業主体は山口県農業用水小水力発電推進協議会。

【参考】
山口県 - 農業水利施設を活用した小水力等発電マスタープラン

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