日立建機は、11日、藻類からできたバイオ燃料を100%の濃度で使用して、ハイブリッド油圧ショベルの稼働試験を実施し、世界で初めて500時間稼働を達成したと発表した。
本試験で用いたのは、バイオ燃料の中でも化石燃料の代替として近年非常に注目されている「微細藻類から製造されたバイオ燃料」。微細藻類とは、淡水や海水だけでなく、陸上にも普遍的に生育する微小な植物プランクトンで、パームヤシやトウモロコシなどの油糧植物を大幅に上回る効率で油を生産することができる。
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