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環境省、アジアの水環境を改善するモデル事業を選定 トイレ、染色産業など

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環境省は4月17日、「平成25年度アジア水環境改善モデル事業」について、平成26年度の現地実証試験対象事業2件と現地実証試験フォローアップ対象事業1件を選定したと発表した。

現地実証試験対象事業に選定されたのはオリジナル設計、大成工業などによる「ソロモン諸島における環境配慮型トイレ普及事業」と、神鋼環境ソリューションによる「ベトナム国染色産業における排水処理適正化の推進」だ。

ソロモン諸島における環境配慮型トイレ普及事業

環境配慮型トイレTaisei Soil Systemを学校や観光地、既存の公衆トイレなどに設置することを通じ、下水道未整備からもたらされている不十分な生活排水処理の是正補完を行い、市全体の衛生環境の改善へ向けた現地実証試験を実施する。

ベトナム国染色産業における排水処理適正化の推進

環境負荷型産業である染色産業において、生物処理等を組み合わせた排水適性処理を行い工業化と環境保全の両立を促進していくことを目的とした現地実証試験を実施する。

ベトナム国 省エネ型有機性産業排水処理による水環境改善

現地実証試験フォローアップ対象事業に選定されたのは、積水アクアシステム、サン・エンジニアリングなどによる「ベトナム国 省エネ型有機性産業排水処理による水環境改善」。ハノイ周辺地域において、現地の経済レベルに合った省エネ型で維持管理が容易な生物膜(回転接触体)法を用いた水処理装置のビジネス化に向けた現地実証試験フォローアップを実施する。

上記事業のセミナーも実施

また、環境省は5月13日、東京都千代田区の全国町村議員会館で、「アジアにおける水環境改善ビジネスに関するセミナー」を開催する。昨年度公募プロセスを経て実施した2件の実現可能性調査(FS)、3件の実証試験(実証試験フォローアップ1件を含む)の検討内容等を紹介する。セミナーの問い合わせ、申し込みは環境省水・大気環境局水環境課、電話:03-5521-8312。

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環境省では、政府の成長戦略の一環として、日本の企業が有する技術を活かしたアジア域内等の水ビジネス市場への進出を支援する目的で、平成23年度から「アジア水環境改善モデル事業」を実施している。

同事業は、水質汚濁が深刻化しているアジア・太平洋諸国の水環境改善に関し、具体的な海外展開計画のある事業について、実現可能性調査や現地実証試験の実施等の支援を行い、アジア・太平洋諸国の水環境の改善を図るとともに、モデル事業を通じて把握した事業化に当たっての課題等を基に水環境改善ビジネスの海外展開促進のための今後の施策の在り方等を検討するものだ。

今回、平成25年度に実施してきた実施可能性調査結果、現地実証試験結果と有識者で構成される「アジア水環境ビジネス展開促進方策検討会」によるヒアリング審査等を踏まえ、平成26年度に現地実証試験を実施する事業2件と、現地実証試験フォローアップを実施する事業1件を選定した。

【参考】
環境省 - 「平成26年度アジア水環境改善モデル事業」対象事業の選定結果について
環境省 - 「アジアにおける水環境改善ビジネスに関するセミナー」の開催について

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