岐阜県でシーテック初の小水力発電 工期が短いダムの維持流量発電所

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発電所イメージ図
発電所イメージ図

中部電力グループのシーテック(愛知県名古屋市)は、21日、中部電力の秋神ダム(岐阜県高山市)直下に、ダムの落差と河川環境を維持するための放流水を有効利用した維持流量発電所「秋神水力発電所」を開発すると発表した。同社にとって初の水力発電事業となる。

秋神水力発電所は、既設維持放流管から分岐して新設する発電用水圧鉄管に維持放流水を導水して、新設する水車・発電機にて発電する。発電後の流水は現状と同様に既設排砂路に放流する。維持流量発電所は再生可能エネルギーの一層の推進につながるとともに、小規模な設備建設で済むことから、早期の開発が可能。

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