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各種再エネや最新空調システムなど 立命館大学、理工系の新棟で実験

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各種再エネや最新空調システムなど 立命館大学、理工系の新棟で実験

再生可能エネルギーや省エネの新技術を採り入れた、立命館大学の理工系の新棟「トリシア」が完成し、5月14日に竣工式と内覧会が実施された。同新棟は、同大学のびわこ・くさつキャンパス(BKC)に建設され、理工学部の環境都市系3学科(都市システム工学科、環境システム工学科、建築都市デザイン学科)の学生が主に利用することとなる。

同新棟は、建物は鉄筋コンクリート造で、6階建てのⅠ棟と3階建てのⅡ棟から成る。建物自体を教材にするという構想のもと建てられ、さらに環境配慮技術のショールームとしての役割も担う。関連企業と協力し、環境に寄与する新技術や設備、建材などが導入され、建物のいたるところで常に環境実験が行われている。

同大学は、注目すべき点として下記のポイントを挙げている。

  1. わずかな風でも回転する垂直翼式小型風力発電システムを屋上に設置し、発電性能の計測を行う。
  2. 信楽焼タイルによる外壁冷却タイルにより、外壁を冷却し、壁面緑化を図り景観デザインに生かす。
  3. 地中熱や太陽熱を空調に利用するための配管を屋上や地中に巡らし、環境配慮型の冷暖房システムの研究に役立てる。
  4. パーソナル空調システムを設置し、施設利用者それぞれの体感温度に対応しながら、省エネ・節電を実現する。

また、これらの新技術について教員や学生が「被験者」となり、その効果検証や改善のための研究を進められるようになっている。

新棟ではその他にも、「イバショテラス」「ラボカフェ」「ティーチングコモンズ」など、研究室や学年を超えた交流を生む多様な「居場所」の設置や、企業から最先端技術を用いた設備の提供により、産学連携の推進も視野に入れた連携強化をはかるなど、新しい試みに取り組んでいる。

なお、屋上には大学キャンパス内に設置される望遠鏡としては国内最大級の口径60㎝の天体望遠鏡が設置されており、研究に活用するとともに、一般市民を対象とした観望会も実施される予定だ。


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