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被災地における除染の進捗状況が発表 学校・保育園等はほぼ完了

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被災地における除染の進捗状況が発表 学校・保育園等はほぼ完了

環境省は、汚染状況重点調査地域における除染の進捗状況について調べた第7回目の調査結果を公表した。同調査は、放射性物質汚染対処特措法に基づき、汚染状況重点調査地域に指定されている岩手県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県及び千葉県下の58市町村で、2014年3月末時点の除染の進捗状況を調べたもの。

これによると、除染作業は、学校・保育園等がほぼ終了、公園・スポーツ施設が98%の進捗を示すなど、終了に向けて順調に進められている。住宅の除染の実績数は前回から約1.4倍の約11万戸となり、実績割合も前回の約59%から約87%へと大きく増加している。調査結果の概要は以下の通り。

施設別の状況

  • 「学校・保育園等」の除染は約1,600の施設が予定されている。全ての施設で発注済みで、除染もほぼ終了している。
  • 「公園・スポーツ施設」の除染は約3,400の施設が予定されている。ほとんどの施設で発注済みで、除染もほぼ終了している。
  • 「住宅」の除染は約13万戸が予定されている。そのうち発注済み、除染終了ともに約9割となっている。前回と比較すると、発注数が40%増加し、発注割合が63%から92%へ(29%増加)、また、実績数は39%増加し、実績割合が59%から87%へ(28%増加)と大きく増加するなど、順調に進められている。
  • 「その他の施設」は、約4,300の施設の除染が予定されている。そのうち発注済み、除染終了ともに約9割。
  • 「道路」は現在約4,100kmの除染が予定されており、そのうち発注済み、除染終了ともに約9割。
  • 「農地・牧草地」は現在約15平方キロメートルの除染が予定されており、そのうち発注済み、除染終了ともに約9割。
  • 「森林」は現在約2.9平方キロメートルの除染が予定されているが、発注済みは約6割、除染終了は約4割となっている。前回と比較すると、発注数が40%増加し、実績数は約4.8倍。

各市町村における除染等の措置の完了状況

  • 16市町村:除染等の措置が完了している。
  • 26市町村:平成26年3月末時点では除染実施計画に基づく除染等の措置は完了しているが、今後、測定結果や、国(国有施設の管理者)や県(県有施設の管理者)等との調整により、必要に応じて除染実施計画を変更して除染等の措置を継続する可能性がある(除染等の措置は概ね完了している)。
  • 16市町村:平成26年4月以降も除染実施計画に基づく除染等の措置を実施する予定。

【参考】
環境省 - 汚染状況重点調査地域における除染の進捗状況調査(第7回)の結果について

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