大人2人で運べる、水に沈めるだけの「軽」水力発電機 福島県只見町が初導入

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 軽水力発電機「Cappa(カッパ)」
軽水力発電機「Cappa(カッパ)」

福島県只見町は、大人2人で持ち運べ、川や水路などの水流に沈めるだけで発電できる軽水力発電機「Cappa(カッパ)」の国内第一号機を用水路に導入し、13日に進水式を開催した。

「Cappa」は、モーターを中心に開発・製造する茨城製作所(茨城県)が、東日本大震災の被災をきっかけに立ちあげたプロジェクトで、茨城大学と共同で開発した軽水力発電機。水流に沈めるだけでプロペラが回り発電する簡易設置型の発電機で、特別な工事も不要、簡単に設置することができる。流体力学を駆使することで、落差を気にせず発電することが可能。独自の集水増速装置で水流を増幅させることで、流水中にプロペラ単体を設置した場合と比べて、発電量を約4倍にすることができるという。

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