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IBM、MEMSアグリゲータにシステム提供 東京都内のマンションをスマート化

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日本IBMは、今年秋から東京都文京区、荒川区、千代田区の集合住宅向けに電力供給ビジネス(高圧一括受電サービス)に参入する東京ケーブルネットワーク(TCN)に、同事業の基盤となるITシステムの構築と自動検針に必要なスマートメーター等を提供する。

新システムは、「IBM® WebSphere Operational Decision Management」を協和エクシオの「Adaptive Biz Service」に組み込んで活用することにより、季節別や時間帯別など多様で複雑な電力料金プランを柔軟かつ迅速に作成することが可能。また、システムの基盤には、速やかな新規事業への参入や新規サービスの提供、マンション単位での急激な利用者の拡大や新規サービスの提供などに柔軟に対応できるIBMのクラウドサービス「SoftLayer」を利用する。

TCNは、東京都文京区、荒川区、千代田区などで、主にケーブルテレビ事業やインターネット接続事業を提供している。4月8日に経済産業省の補助事業を推進する環境共創イニシアチブからMEMSアグリゲータとして採択されたことを機に、事業エリア内のマンションを対象に、高圧一括受電サービス及びエネルギー管理支援サービスを提供することとなった。

高圧一括受電サービスは、各住戸が個別に電力会社と交わしていた契約をマンション全体で一括して高圧電力として契約し受電する方式で、管理組合の受電業務を代行するサービス業者が高圧電力を低圧に変圧して各住戸に配電する。

これにより、同サービスを契約したマンションには各住戸にスマートメーターを設置し、既存の電力会社よりも安い料金で電力が供給される。また、電力使用量の見える化に加え、利用者がより節電を心がけるような時間帯別メニューを設定する。将来的には、デマンドレスポンスと連携したピーク料金メニューの導入を計画している。さらに、競合他社との差別化を図るため、IPTV用セットトップボックスを活用し、各家庭のテレビに電力使用状況や料金明細等を表示するなど、新たなサービスの提供も行う。

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