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三菱重工の舶用排熱回収システム、鉱石運搬船の燃費8%削減

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三菱重工の舶用排熱回収システム、鉱石運搬船の燃費8%削減

三菱重工グループの三菱重工舶用機械エンジン(長崎県)は、「舶用排熱回収システム(MERS:Mitsubishi Energy Recovery System)」を鉱石運搬船に初めて搭載し、海上試験において従来船と比較して約8%の大幅な燃費削減を達成した。

「舶用排熱回収システム」は舶用エンジンの排ガスを最大限に回収・利用して発電効率を高める同社独自のシステム。電力消費量の多いコンテナ船のような大型船に搭載した際の燃費削減や環境負荷低減はすでに実証されていたが、それ以外の船舶で実証されたのは今回が初めて。

同システムは、名村造船所が建造した商船三井の鉱石運搬船に搭載されたもの。MERSは、排ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせ、それらを最適制御することで、広い運転域からの排熱を回収して燃費効率を高めるシステム。今回、これにシャフトモーターを追設、余剰電力を同モーターを通して主機関に還元することで、排ガスエネルギーをさらに余すことなく回収した。

MERSは2010年の開発以来、電力消費量が多い冷凍・冷蔵コンテナ船などを中心に受注を伸ばしてきたが、今回の海上試験により、船内電力が小さな船種でも排熱を無駄なく回収・利用できることが証明された。

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