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風力発電向け 環境影響評価に使える地域の自然環境データベース公開

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環境省は、風力発電等について、質が高く効率的な環境影響評価を実施できるよう、動植物の生息状況等などの環境情報や関連する技術情報をデータベース化した「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」を公開した。同システムでは、風力発電等に適した地域の自然環境データ、過去の環境影響評価図書における引用文献等の参考図書、これまでの環境影響評価の事例などを検索・閲覧できる。

環境アセスメント環境基礎情報データベースの概要は以下の通り。

  1. 風力発電等に適した地域の自然環境データ
    平成24年度から環境省が実施している「風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業」で調査した情報整備モデル地区における、動植物の生息情報、景観等に関する情報等の環境情報を収集・整理したデータをGISシステムで閲覧できる。同モデル事業の報告書の検索・閲覧も可能。現在、公開しているのは、青森県青森市、青森県横浜町、岩手県洋野町、山形県小国町、福井県小浜市、山口県萩市の6地区(今後、地区数を増やす予定)
  2. 環境影響評価に活用できる公表された環境情報等をGISデータに変換・提供
    国や地方公共団体等が所有する、環境影響評価に活用可能と考えられる自然情報、社会情報に関する公表された情報を収集・整理し、GISデータに変換し、GISシステムで閲覧できる。
  3. 環境影響評価に用いられた文献の検索
    これまで実施された風力発電事業等の環境影響評価に用いられた文献を「鳥類への影響に関する文献」「騒音・低周波音に関する文献」「諸外国の基準・指針等の文献」「風車諸元(規模、発生音等)」の区分で検索・閲覧できる。
  4. 環境影響評価の事例の検索

過去の風力発電等に関する環境影響評価図書の概要や環境大臣意見等が検索・閲覧できる。

なお、同データベースに掲載されている情報は、出典を明らかにした上で、環境影響評価の実施等にあたって利用可能。なお、希少な動植物の生息・生育情報については、情報管理の徹底等を条件とする所定の手続を行った上で、環境影響評価手続きを開始した方(計画段階環境配慮書を提出した方)には生データ、その他の方は1kmメッシュデータを提供する。

【参考】
環境省 - 「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」 の公開について(お知らせ)

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