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サニックス、シロアリ駆除より太陽光発電に注力 電力小売りにも参入

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サニックス(福岡県福岡市)は、産業用太陽光発電やプラスチック燃料を活用した資源循環型発電などの関連事業を拡大し、エネルギー企業へのシフトを加速する。2016年の電力小売り自由化を視野に、電力小売り・卸売事業へも参入する計画だ。

一方で、創業以来の主たる事業であるシロアリ防除など一般家庭・事業者向けの環境衛生管理事業は、既存顧客に対するメンテナンスを主たる業務とする。

同社は、これらの事業戦略を柱とする新・中期経営計画「サンシャインプラン2016」を策定した。本計画は2014~2016年度を計画対象期間としている。

同社グループは、2012年7月よりスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を受けて急速に普及している産業用太陽光発電の事業分野に経営資源を集中し、2014年3月期を業容拡大に向けたスタートの年とし、体制の構築、業容の拡大を図る。

今後、資源循環型発電を行う環境資源開発事業を展開するとともに、経営資源を産業用太陽光発電システムへ集中投入する。同社グループの事業構成がエネルギー企業へと大きく変貌する見通しだ。

同社グループでは、産業用(10kW以上)太陽光発電システム設置に対する引き合いが多く、需要は旺盛であり、積極的に事業を展開できる環境にあると判断した。

本事業戦略により、売上高(全社連結)は、2014年3月期の84,221百万円(実績)から、2015年3月期は約2倍の161,500百万円となると予想。また、2016年3月期は251,000百万円、2017年3月期は330,000百万円の売上高を計画している。純利益率は2014年3月期の3.5%に対し、2017年3月期は6.1%となる計画だ。

具体的な事業戦略として、下記を掲げる。

(1)産業用太陽光発電事業の拡大

  • 西日本地域の緻密な対応とシェア拡大
  • 東日本地域の直施工体制展開強化とシェア拡大
  • 太陽光モジュール、パワーコンディショナ等主要部材の内製化推進
  • 2015 年3月期以降における高圧案件の施工増加に向けたコストダウンの推進
  • (2)資源循環型発電事業の拡大

    • プラスチック燃料の品質向上と発電所の稼働効率向上
    • プラスチック処理設備増強による処理能力の拡大
    • 有機廃液処理(ひびき工場)を活用したバイオマス発電の開始

    (3)電力小売り・卸売事業の本格立ち上げ

    • 2016年電力小売り自由化を視野に、小売事業への参入

    また、同社は、27日、武雄工場(佐賀県武雄市)において、「小型分散型発電システム用系統連係装置等のJET認証」登録が完了したことを受け、6月1日より、自社初となる太陽光発電システム用パワーコンディショナの製造を開始すると発表した。本製品は、同社が施工する太陽光発電システム設置用として製造する。製造数量は月間1,000台。

    同社では、産業用太陽光発電システムの製造から設計、販売、施工、アフターメンテナンスまで一貫して提供する体制を整備している。太陽光発電モジュールについては、子会社である善日(上海)能源科技有限公司が製造したものを同社に供給しており、更なる内製化拡充を図るために、パワーコンディショナの製造を開始する。

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