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ペットボトルをリサイクルした透明ハイバリアフィルム、製造時CO2を17%削減

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ペットボトルをリサイクルした透明ハイバリアフィルム、製造時CO2を17%削減

凸版印刷は、使用済みPETボトルをリサイクルした再生素材「メカニカルリサイクルPETフィルム」を用いた透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」を開発した。食品や医薬品向け包材など、バリア性が必要とされる製品での展開を想定し、6月からサンプル出荷を開始し、本年秋の量産化を目指す。

本製品を含むメカニカルリサイクルPETフィルムを用いた製品全体で、2016年度の売上目標として5億円を掲げる。

本製品は、同社が持つ蒸着技術やコーティング技術を応用することにより、再生素材を使用しながら、石油化学製品由来の従来品が持つ酸素バリア性・水蒸気バリア性と同等の品質を実現した。また、再生素材を用いることで、非再生PETフィルムに比べGLフィルム製造段階までのCO2排出量を約17%削減することができる。また、石油由来の非再生PET資源の使用の削減により、循環型社会の実現にも貢献する。

環境問題への関心の高まりを受けて、リサイクル資源の活用が重要視されている。同社は循環型社会の実現に貢献するため、2012年4月にメカニカルリサイクルPETフィルムを用いたラミネート包材を開発し、トイレタリー業界や食品・医薬品業界に向けて販売している。しかし、再生PETフィルムはその素材特性から、高いバリア性を持たせることは難しいとされてきた。同社は、今回、従来培ってきた技術を応用し、メカニカルリサイクルPETフィルムを用いたGLフィルムの開発に成功した。同社によると、メカニカルリサイクルPETフィルムを用いた透明ハイバリアフィルムの開発は世界初となる。

本製品は、凸版印刷が独自に開発した透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」の基材としてメカニカルリサイクルPETフィルムを用いたもの。メカニカルリサイクルPETは、使用済みPETボトルを粉砕・洗浄した後に高温で溶融・減圧・ろ過などを行い、再びPET樹脂に戻した再生素材。GLフィルムは、凸版印刷が独自に開発した透明蒸着ハイバリアフィルムの総称。世界トップクラスのバリア性能と用途に応じた豊富なバリエーションによって、国内だけでなくアジアを中心に海外の透明ハイバリアフィルム市場でも高い評価を得ており、約45の国と地域、約15,000点の商品に採用されている(2013年12月時点)。

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