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東京都・虎の門ヒルズが完成 最新の省エネ・BCP対策がズラリ

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東京都・虎の門ヒルズが完成 最新の省エネ・BCP対策がズラリ

森ビルは「虎ノ門ヒルズ」が竣工したことを発表した。6月4日に竣工式がとり行われ、11日からの開業となる。

同ビルは、地上52階建て、高さ247メートルの超高層複合タワー。日本初進出となるホテル「アンダーズ東京」や1フロア約1,000坪にわたるオフィスエリア、高層住宅エリア、国際水準のカンファレンス施設、商業施設などで構成される。

同ビルは、大庇に太陽光発電パネルを設置したり、地下にある大規模な蓄熱層を利用した超高効率熱源システムを空調に役立てるなど、省エネや環境配慮への取り組みを積極的におこなっている。

エネルギー使用量を可視化

エネルギー使用量を可視化

省エネ、省CO2対策の一部として、ビル内のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握し、データを蓄積・分析することができるエネルギーウェブシステムを導入。さらに、クラウド型コンピューティングサービスを用いて周辺街区に省CO2対策を促す取り組みを計画しており、平成22年度「省CO2先導事業」にも認定された。

また、Low-Eペアガラスの採用やLED照明の導入などにより、環境性能評価「CASBEE」で最高ランク「S」を取得しているほか、生物多様性に配慮した植栽を施した約6,000平方メートルのオープンスペースを確保し、日本生態系協会によるハビタット評価認証(JHEP)の最高ランク「AAA」にも格付けされた。

地下にある大規模な蓄熱層、屋根上の太陽光パネル

また、同ビルは、地震などの災害を想定した耐震・耐火性能や、非常時の事業継続性(BCP)に配慮した設備も充分だ。3,600人の帰宅困難者を想定し、低層階の共有部を一時滞在スペースとして使用でき、水や食料の備蓄などによりシェルターとしての役割を担い、地域全体の防災機能としての役割を目指す。

同ビルは、道路の上空に建築物を建てる「立体道路制度」を活用し、東京都施行の市街地再開発事業の中で環状第二号線の整備と一体となり建築がすすめられた。同社は、東京都が「事業協力者方式」、「特定建築者制度」の公募で採択されたことにより、官民連携による都市開発の象徴的なプロジェクトとして同ビルを建て、東京の新たなランドマークとして位置づけたい考えだ。

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