ジオネクスト、地熱・温泉バイナリー発電を行う土地を鹿児島県で取得

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ジオネクスト(東京都)は、鹿児島県指宿市にある約5,000平米の事業用地と温泉使用権(現在約160℃、9気圧の噴霧が湧出中)を取得すると発表した。発電端出力1,500kW前後の地熱・温泉バイナリー発電を行うための発電所用地として活用する。取得価額は6,000万円。

同社は、平成25年より自社での地熱発電・売電事業への参入を検討してきた。その結果、リスクをできるだけ抑制し、かつ高収益を得るためには、すでに高温・高圧の噴霧が湧出している土地での事業展開が必要と判断し、今年1月に、今回の固定資産の取得先であるジオサーマル・ホールディングス(福岡県)に対し、地熱・温泉バイナリー発電を行うための発電所用地(源泉及び土地)の確保を依頼していた。今回取得に至った発電所用地について、同社は事業採算性を十分に満たすと判断できるポテンシャルを有していると考えている。

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