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福島県沖の浮体式洋上風力発電、浮体1基の建造が完了 今年中に設置へ

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福島県沖の浮体式洋上風力発電、浮体1基の建造が完了 今年中に設置へ

丸紅など11社で構成される福島洋上風力コンソーシアムは、11日、経済産業省からの委託事業として、福島沖で推進する浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業について、第2期工事のうち7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基の建造作業が完了したと発表した。今後、7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備および海底ケーブル・敷設に取り組む。

第2期実証研究事業の今後のスケジュールとして、6月上旬~8月下旬に実証研究実施海域におけるアンカーチェーンの設置、6月中旬~8月下旬に海底ケーブル敷設・埋設、12月上旬以降に、福島県いわき市小名浜港での浮体への風車搭載・組立および、楢葉町沖への曳航・設置を予定している。なお、気象・海象条件等により、スケジュール変更が生じる可能性がある。

本実証研究事業は、同コンソーシアムが2012年3月に経済産業省より受託して実施しているもの。第1期実証研究事業として2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基、浮体式洋上サブステーション、第2期として、7MW浮体式洋上風力発電設備2基を2015年までに福島沖に増設する。本実証研究事業を通じて、浮体式洋上風力発電のビジネスモデルを確立し、大規模ウィンドファームへ事業展開し、更に福島復興に向けた風力産業集積を目指している。

福島洋上風力コンソーシアムは、丸紅(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事、三菱重工、ジャパン マリンユナイテッド、三井造船株、新日鐵住金、日立製作所古河電気工業清水建設および、みずほ情報総研からなる。

福島・小名浜3号埠頭に敷き並べられた係留用チェーンおよびアンカー(写真右奥)

出典:福島洋上風力コンソーシアム

第2期実証研究事業の進捗状況は以下の通り。

第2期工事概要

  • 7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備および海底ケーブルの設置

現時点までの工事進捗状況

  1. 7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備
    ・三菱重工業長崎造船所にて、浮体の建造完了。長崎造船所岸壁に係留中。
    ・三菱重工業横浜製作所にて、風車の部品調達および製作中。
  2. 海底ケーブル
    古河電気工業千葉事業所にて、洋上サブステーションと7MW浮体式洋上風力発電設備間の送電システムである特別高圧ライザーケーブル製造完了。
    ・楢葉町沖に既設の洋上サブステーションにて特別高圧ライザーケーブル接続準備中。

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