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中国・正信ソーラー、両面受光型の太陽光発電モジュール発表 垂直設置で積雪地域に効果的

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中国の太陽光メーカーの正信ソーラーは、5月20日から22日までの第8回SNEC国際太陽光発電産業展及び工事展に出展し、変換効率の高い両面モジュールを展示した。このモジュールは、通常の傾斜置きの場合の換算変換効率は23.4%に達する。また、垂直設置可能も可能で、砂漠と積雪地域において、モジュールを垂直に置いた場合の換算変換効率はより高くなるという。

本両面モジュールは、ガリウムを添加する独自技術を用いた単結晶モジュールを使用。耐候性が高く、高電圧ストレスに強いことを特徴とする。

同社では、今後、中国や世界各国において、厳しい環境でも高効率で発電するモジュールの需要性は必ず増えるとみており、両面モジュールにより顧客のニーズに対応していく考えだ。

試験データによると、本両面モジュールは、表が通常の太陽電池として発電するほか、裏も反射光やそれ以外の直射光を電気に変えることができ、変換効率は従来の結晶系電池と比べて大幅に向上した。表の公称変換効率は19.6%で、裏の公称変換効率も19.0%まで実現した。また、この両面モジュールは、垂直置きという設置方法で、従来の傾斜置きより高い出力効率を得られた。

傾斜置きの場合でシミュレーションを行うと、表の19.6%の公称変換効率に加えて、裏でも太陽光の反射光の3.8%を電気に変えることができ、モジュール単体としての実質的な変換効率は23.4%となる。60セルの標準サイズのモジュールの出力は310Wとなる。

正信ソーラーの王迎春代表は、このタイプのモジュールは数多くの研究者の努力の成果で、今すでに高速道路や積雪地域の学校など複数の顧客に設置してもらい、安定した発電成績データを得ていると話す。

正信ソーラーは中国の太陽光発電設備メーカー。2006年に中国江蘇省金壇市に設立し、以来スマートソリューションを提供してきた。2007年からモジュールの量産を開始。毎年生産量が増え、2014年初に年間の生産量はGWに達した。また、数百メガワットの発電所の運営も中国、日本および英国で行っている。ただし、両面モジュールの日本市場投入は、未だなされておらず、海外限定のようだ。

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