岩手県企業局、ダムの放流を利用した水力発電所を稼働 出力1500kW

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※画像はイメージです
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岩手県企業局は、平成23年度から岩手県奥州市で建設を進めてきた「胆沢第三発電所」を完成させ、7月1日に運転を開始した。

同発電所は胆沢ダムの河川維持放流を利用した水力発電所で、最大出力は1,500kW、年間供給電力量は11,729MWh(一般家庭約3,500世帯が1年間で使う電力量に相当)。最大使用水量は1.8立方メートル/s、有効落差は105.2m。水車は横軸フランシス水車、発電機は横軸三相同期。発電した電力は固定価格買取制度を活用し、東北電力に売電される。これにより同企業局の水力発電所は16カ所となり、最大出力の合計は145,481kWとなる。

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