岩手県の木質バイオマス発電事業、シンジケートローンで22億円調達

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食品系・建設系リサイクル事業などを手がけるフジコー(東京都)は、同社連結子会社の一戸フォレストパワーが岩手県二戸郡一戸町で運営管理を行う木質バイオマス発電施設「一戸バイオマス発電施設」(出力6,250kW)に対して、経済産業省より再生可能エネルギー発電設備(バイオマス)の認定通知書を7月2日に受領したと発表した。これにより同施設で発電する電力が、営業開始を予定している平成28年度から20年間、固定価格により電力販売することが可能となった。

これに先立ち6月30日、一戸フォレストパワーは、同事業に対して三井住友銀行をアレンジャー兼エージェントとする「コミット型シンジケートローン」の契約を締結した。複数の金融機関が協調融資団を組成するシンジケートローンを利用し、同発電施設の発電設備、森林資源の燃料化設備等の契約金や引渡金等に充当する。融資枠設定金額は21億9,900万円。コミット期間は平成26年7月15日から平成28年3月末日。

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