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香川県、ため池を活用した太陽光発電の実証実験へ 調査事業者の公募開始

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香川県は、ため池水面に太陽光発電施設を設置し実証実験業務を行う事業者の公募を開始した。本事業では、企業の企画力や専門知識等を活用するため、公募型プロポーザル方式を採用し、実験施設整備及び観測データーの中間取りまとめまでを一括して契約する。

本実証実験では、ため池水面での効率的な発電方法を調査するため、ため池水面にフロート式架台に太陽光発電施設を設置し、太陽光パネルの角度や設置方法、気象による発電量への影響などを調査する。また、実証実験開始から平成27年3月までの、観測データー及び実証実験施設の状況等について、とりまとめを行う。

太陽光発電の発電規模は20kW程度(各10kW程度の2パターン)。パネルの設置角度やフロートの形式など、実験項目を組み合わせ2パターンの実験施設を設置する。また、実験により発電した電力は、固定価格買取制度により実証実験期間中、県が売電する。発電(固定買取制度に基づく売電)開始・実証実験の開始は平成26年10月末を予定している。

業務期間は契約締結日から平成27年3月31日まで。業務費は1480万円(税込)を上限とする。

なお、実証実験は、平成27年度に継続して実施する。実証実験終了後に実証実験施設を有効活用するため、ため池管理者への譲渡を予定しているため、固定価格買取制度期間内において、耐久性、十分な強度が確保されるものであることも要件となる。

その他、概要は以下の通り。

  • 業務名:平成26年度ため池を活用した太陽光発電施設導入実証実験業務
  • 業務場所:吉原大池(香川県善通寺市)
  • 設置場所:太陽電池パネルはため池の水面。設置面積は約100m2(10kW)/ヵ所。その他の各種施設は、現場条件(系統連携、日照量等)を考慮すること。

発電規模

20kW(各10kW程度の2パターン)

実験項目手法等検証内容
パネルの種類 多結晶シリコン太陽電池 ・発電量(効率)
パネル設置角度 2種類(10度から30度)
(例:12度、20度等)
・発電量
・風、波による影響
フロートの形式 2種類
(例:中空式、発泡スチロール等)
・ため池の水位変動に対する追随性
・強風時の安定性
フロートの係留方法 2種類(ため池の形態による)
(例:陸地からワイヤーで係留池底に沈めた錨で係留等)
・ため池の水位変動に対する追随性
・強風時の安定性

本プロポーザル等のスケジュール(予定)

  • 本公募(実施要領等の公示):7月7日(月)
  • 参加表明書等の受付:7月14日(月)から7月17日(木)。
  • 企画提案書の提出者の選定(書類審査)結果通知:7月23日(水)
  • 企画提案書の受付:7月28日(月)から8月5日(火)
  • 企画提案書審査(プレゼンテーション): 8月7日(木)
  • 企画提案書審査結果通知:8 月18 日(月)以降

同県では、農村部における再生可能エネルギー導入の取組みとして、県の特色ともいえる数多くの「ため池」を活用した太陽光発電施設の導入が考えられるものの、ため池水面に太陽光発電施設を導入した事例がない。そこで、ため池に最適な太陽光発電を求め、ため池を活用した太陽光発電の普及・啓発を図るため実証実験を委託により実施する。

【参考】
香川県 - ため池を活用した太陽光発電施設導入実証実験業務の公募について

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