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NEC、環境負荷の「5倍」環境貢献 2020年に向け新目標

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NECは、8日、2020年度にサプライチェーン全体(Scope1~3)の環境負荷(CO2総排出量)に対し、5倍の環境負荷削減貢献を目指す新たな環境経営目標を策定したと発表した。

ICTを活用して高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」を通じて、社会インフラや地球環境の監視・制御、適切な情報提供を行うことで、気候変動(地球温暖化)の「緩和」(温室効果ガスの排出抑制)と「適応」(影響への備え)の両面で貢献を強化する。

今後、社会ソリューション事業を通じた気候変動対策を環境経営の柱の一つに位置付け、経営戦略と一体となった環境活動を展開する。

同社では、2010年6月に発表した「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」のもと、温室効果ガスの排出抑制への貢献を強化している。今回、同社が注力する社会ソリューション事業を通じて、排出抑制への貢献を一層高めるとともに、気候変動の影響から増加する災害、食糧・水不足などへの備えにも貢献できることから、その貢献を定量化し、新たな環境経営目標を策定した。

具体的な内容としては、同社が強みを有するセンシング技術やビッグデータ分析技術などのICTアセットを活用し、社会インフラ(水道・電気・交通など)や地球環境(生態系・森林・気候など)の監視・制御、適切な情報提供を行うことで、社会活動において利用される水・食料・エネルギーなどの資源の最適利用や社会インフラの効率運用を実現するとともに、災害の監視や早期警戒を実現し、気候変動対策に貢献する。

貢献例として、「漏水検知システム」や「スマートウォーターマネジメント」を活用した水資源の無駄削減や造水エネルギーの削減/人工衛星などからの「リモートセンシング技術」を活用した森林保全によるCO2排出抑制、生態系保全/「インバリアント分析技術(システムの特徴をモデル化、モデルと一致しない「いつもと違う」挙動をサイレント障害として検知する技術)」を活用した高効率設備の稼働率向上・安定稼働によるエネルギー利用削減、をあげる。

また、同社は、同日、2013年度のNECグループの環境活動実績をまとめた「NEC環境アニュアルレポート2014」を発行した。同レポートでは、2010年6月に発表した中長期の行動計画「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」の4年目となる2013年度の進捗状況について紹介している。

これによると、社会全体のCO2削減にITソリューションの提供を通じて貢献する取り組みによるCO2削減効果は、2013年度累計実績が970万トン削減(目標:915万トン)。2017年度に累計1,500万トン、2030 年度に累計5,000万トンのCO2削減を目標として掲げている。

製品のエネルギー効率の改善により、顧客の使用段階でのCO2発生を抑制する取り組みによる2013年度実績は75%改善(目標:67%)(2005年度製品比、全製品加重平均)だった。2017年度は80%改善、2030 年度は90%改善を目標として掲げている(同)。

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