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NEDOの「水素エネルギー白書」、7月30日からダウンロード開始

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NEDOの「水素エネルギー白書」、7月30日からダウンロード開始

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、将来の水素社会の実現に向け、水素エネルギーに関する社会の理解を一層深める観点から、「NEDO 水素エネルギー白書」を取りまとめた。本白書は7月30日以降、NEDOのWEBページからダウンロードできる。

本白書では、水素そのものの特徴から、エネルギーとして利用することの意義、水素社会実現に向けた政策動向、製造、輸送・貯蔵、利用まで関連する技術動向、現状の課題と今後の方向性など、水素エネルギーを取り巻く国内外の情報を体系的に集約している。

家庭用燃料電池(エネファーム)の実用化に続き、燃料電池自動車の一般販売開始が目前に迫るなど、水素社会の実現に向けた取り組みで、日本は世界をリードしている。また日本のエネルギー政策においても、2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」において水素が大きく取り上げられており、このような背景のもと、水素エネルギーへの関心や期待が大きく高まっている。

一方で、本格的な水素社会の実現に向けては長期に渡り継続的な取り組みが必要であり、このためには社会的なサポートが不可欠となっている。

そこで、その第一歩として、今後、水素ビジネスに携わる多くの人たちに水素エネルギーへの理解をさらに深めてもらうと共に、水素社会実現に向けた議論の基礎や、技術開発の指針として活用してもらうことを目的に、本白書を発行した。

また、NEDOは「NEDO水素エネルギー白書」の公表セミナーを7月30日に開催する。本セミナーでは、NEDO水素エネルギー白書の策定の背景や内容の説明に加え、経済産業省、トヨタ自動車、東芝燃料電池システム、川崎重工など官民の有識者による特別講演を予定している。会場は東京コンファレンスセンター有明(東京都江東区)。参加費は無料。NEDOのホームページより事前登録が必要。定員は360名。

「NEDO水素エネルギー白書」のポイントは以下の通り。

(1)編集方針

白書は、水素に関心を持ち始めた方々を対象とした水素エネルギーの入門書として、水素の特徴、政策、技術、市場から将来の方向性まで、国内外の情報を体系的に集約するとともに、水素社会実現に向けた課題と取り組みの方向性を示している。

この白書は、設立来、水素エネルギーに取り組んできたNEDOの強みである、豊富な情報、ネットワークを最大限に活用し、執筆・編集している。

【白書の構成】(約180頁予定)

  • 第1章:水素とは何か
  • 第2章:水素エネルギーに関連する日本の政策と取組み
  • 第3章:水素エネルギーに関連する各国の取組み
  • 第4章:水素エネルギーの市場の現状と展望
  • 第5章:水素エネルギーの社会受容性
  • 第6章:水素エネルギー技術
  • 第7章:水素社会実現を目指して
  • 第8章:用語集
  • 第9章:参考文献

(2)水素エネルギー白書のまとめ

  1. 燃焼しても二酸化炭素を発生しない水素エネルギーはクリーン・エネルギーとしての期待が高く、また日本が競争力を有している分野。日本の課題である、エネルギー・セキュリティの確保、環境対策及び産業競争力の強化の3つを実現する上で、水素社会の構築が不可欠。
  2. 国内では2030年には1兆円規模の市場が立ち上がり、2050年には8兆円に達成する見通し。
  3. 水素社会実現のため、エネルギーとしての水素の需要量を飛躍的に拡大させるような新たな利用技術の確立が重要。このため、エネファーム、燃料電池自動車に次ぐ第三の水素利用の柱として、ガスタービンなどの燃料として水素を利用する水素発電技術が有望。

【参考】
NEDO - 水素社会の到来を告げる「NEDO 水素エネルギー白書」を発行

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