石川県金沢市、一般廃棄物焼却施設を省エネ化 CO2排出量が年間8%削減

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三菱重工グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング(神奈川県/MHIEC)は、金沢市から、一般廃棄物焼却施設「東部環境エネルギーセンター」の基幹的設備改良工事を受注した。処理能力250トン/日のストーカ式焼却炉設備を改修し、延命措置を講じるとともに省エネルギー化を図る。

今回は、余熱利用設備、焼却設備、焼却ガス冷却設備、排ガス処理設備などを対象に、主要機器の更新と改造を行う。また、MHIECが特許を持つ安定燃焼に寄与する「燃焼制御方法」を採用することで、高温燃焼技術や低空気比運転達成により排ガス量を減らして消費電力を削減する。さらに、各種高効率モーターを採用することなどにより省エネ化を図り、CO2排出量を年間8%(約277トン)以上削減する。完成は2017年3月の予定。

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