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パナソニック×米テスラが協業 低価格EVの市場投入に向け電池工場建設へ

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パナソニック×米テスラが協業 低価格EVの市場投入に向け電池工場建設へ

パナソニックと米テスラモーターズは、31日、米国において「ギガファクトリー」と呼ばれる大規模な電池工場の建設に関して、両社が協力することに合意したと発表した。

ギガファクトリーでは、テスラの電気自動車(EV)と蓄電システム向けのセル、モジュール、およびパックを製造する。ギガファクトリーはテスラが管理し、パナソニックはリチウムイオン電池セルを生産する主要パートナーとして参画する。

ギガファクトリーでは、今まで得られなかったスケールメリットを活かし、セルおよびパックの製造工程を最適化することで、リチウムイオン電池パックの製造コストを削減を図る。また、テスラの目的であるEVの普及に向けて、大衆向けEV用に必要となる生産量を確保する。

さらなる低価格化は、サイズと機能の面でEVに最適なセルを製造し、また、ギガファクトリー内のサプライヤーが供給することにより、梱包・輸送・関税・在庫管理に掛かるコストを削減できること、および安価な公共料金や運営費用で実現する。

テスラは、現在低価格EV「モデル3」の開発を進めている。テスラの最高技術責任者・共同創業者であるジェービー・ストローベルは、「ギガファクトリーは今までの電池の量産方法を根本から変える。ギガファクトリーはモデル3の市場投入を可能にするだけでなく、幅広く様々な蓄エネルギーに掛かるコストの大幅な削減を実現する」と述べた。

今回の合意により、テスラは土地、建物、そして工場設備を準備し、提供・管理する。パナソニックは、双方同意のもと、円筒形リチウムイオン電池セルを生産・供給し、リチウムイオン電池セルの生産に必要な設備、機械、およびその他の治工具などに投資する。

ギガファクトリーで必要な材料の前駆体は、パートナーサプライヤーで構成されるネットワーク内での生産を計画している。テスラは、セルや他の部品を用いて電池モジュールおよびパックを製造する。

ギガファクトリーは電池製造に係る複合産業施設で構成され、パナソニックの生産スペースは、およそ半分を占める。あとの半分で、他の主要サプライヤーがテスラのモジュールやパックに必要なパーツを生産する予定。

パナソニックとテスラは、いままで電気自動車の普及に向けた様々な協業を行ってきた。テスラは、セルの需要拡大に対応するため、日本国内のパナソニックの工場で製造されるセルを引き続き購入する。今後、両社は、販売、運営、そして投資などの詳細に関して、引き続き協議を続けていく。

ギガファクトリーでは、2020年までに年間35GWh相当のセルと50GWh相当のパックを製造することを計画している。テスラは、同工場における雇用者数は2020年までに約6,500人になると予測している。

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