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メガソーラー向け長距離送電システム アルミ導体の地中ケーブルでコストダウン

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メガソーラー向け長距離送電システム アルミ導体の地中ケーブルでコストダウン

昭和電線ケーブルシステム(東京都)は、昭和電線グループのエクシム(東京都)と共同で、長距離送電システムのコストダウンを実現するアルミ導体ケーブルを使った地中送電システムを開発した。

今回開発されたのは、高価な銅に替わりアルミを採用したアルミ導体ケーブルに適合した「気中終端接続部」「直線接続材」「T形終端接続部」。発電事業者主体の連系接続工事により工程管理が容易になり、工期短縮が可能。また、アルミ導体に適合した部材の開発により部品点数を減らし、信頼性が向上した。

7月には、日本国内のメガソーラー向けでは初の66/77kVアルミ導体ケーブルの地中送電システムを茨城県の袋田太陽光発電所向けに受注した。昭和電線グループでは、今回の袋田太陽光発電所での採用を実績として、今後の需要拡大が見込まれる再生可能エネルギーの長距離送電系統向け分野において、アルミ導体ケーブルを使った地中送電システムを積極的に提案していく。今年10月より本格的な販売を開始し、2015年度には10億円の販売を目指す。

袋田太陽光発電所の総出力は24MW(24,000kW)、年間発電量は約2,500万kWh(一般家庭7,000世帯程度の年間電力量に相当)。付帯設備は特高変電所22kV/66kV。納入品目は、66kV AL-CVT-SS:150SQケーブル7,400m、ダイレクトモールド気中終端接続部4組(12相)、ゴムブロック直線接続部15組(45相)。商用運転開始は2015年4月予定。施工会社は東京パワーテクノロジー。

太陽光発電や風力発電を新設する場合、一般的には、電力会社と連系接続するため発電事業者が送電鉄塔まで送電する必要があり、コスト・工期の点で新たな鉄塔を建設する架空送電ではなく、地中埋設で長距離を送電する事例が多くなっている。地中埋設の場合、アルミ導体ケーブル同士の接続や機器との接続は技術的な課題があり、国内では系統間すべてをアルミ導体とアルミ導体に適合した部材で構成された長距離送電システムは普及が遅れていた。

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