新開発・高炉スラグ含有「ECMセメント」 製造時エネルギー&CO2を60%削減

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※画像はイメージです
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竹中工務店、鹿島建設、デイ・シイ、日鉄住金高炉セメントなどのグループは、セメント生産におけるエネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量を従来のセメントよりも6割以上削減する「エネルギー・CO2・ミニマム(ECM)セメント」を開発した。

ECMセメントは、鉄鋼製造の副産物である高炉スラグを多量に含有し、焼成不要。成分構成と粒度構成の研究によるセメント技術、建設技術の融合により、これまでの施工と品質上の課題を克服した。ECMセメントを用いたコンクリート構造物は、エネルギー・CO2原単位を30~60%削減することもできる。

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