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三菱樹脂・長浜工場内の植物工場、野菜の販売スタート 中国へも展開

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三菱樹脂・長浜工場内の植物工場、野菜の販売スタート 中国へも展開

三菱樹脂は、長浜工場(滋賀県長浜市)内に設置した太陽光利用型植物工場で収穫した野菜のブランド名を「ヴェルデプラス(Verde Plus)」と名付け、本格販売を開始したと発表した。

同社は、子会社の三菱樹脂アグリドリーム製の太陽光利用型植物工場を採用し、2014年2月、長浜工場に設備を設置。また、植物工場システムの特徴を活かし、障がい者が働くことができる環境を整備した。その後、雇用、栽培試験、品質確認、販路選定などを順次進めてきた。

今般、植物工場の事業性の目途が付いたことから、植物工場で収穫した、えぐみが少なく生で食べられるサラダほうれん草の社内販売を開始し、近県の飲食店などに対しても順次販売をしていく予定。

同社は、栽培期間中に農薬を使用せずに収穫した安全安心で高付加価値な野菜「ヴェルデプラス」を顧客に対して訴求し、販路拡大に向けて取り組んでいく考えだ。

三菱樹脂アグリドリームの太陽光利用型植物工場は、国内で120カ所以上の導入実績がある。この太陽光利用型植物工場は、人工光を用いた完全閉鎖型の苗生産装置「苗テラス」で苗を育て、その苗を、紫外線カットフィルム等の高機能フィルムを使用し環境条件を制御した農業ハウス内に移し、養液栽培システム「ナッパーランド」で、ほうれん草、春菊、水菜、小松菜、青梗菜等の野菜を栽培するシステム。通常の土耕栽培に比べて、比較的容易に計画的かつ安定的に野菜を栽培することができる。

さらに同社は、7月、中国・無錫市に現地農業協同組合チャイナコープ社の子会社と、この太陽光利用型植物工場の中国の販売拠点となる合弁会社を設立した。これまでマーケティング等を進めてきた結果、中国において食の安全・安心に対する意識の高まりを背景に、植物工場で栽培する無農薬野菜に対するニーズを確認し、植物工場の事業採算が見込めると判断し、合弁会社の設立に至った。

本事業では、今後の目標として、チャイナコープ社の販売ネットワークを活用し、農業経営者などに対して2017年までに合計50カ所の植物工場の販売を掲げる。また、9月に、顧客に販売する規模の植物工場(3,000平方メートル)をチャイナコープ社の子会社に設置し、事業運営のモデルケースとして顧客に提案をしていく予定だ。

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