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重さが約半分! 基板をガラス→樹脂&アルミにした太陽光発電モジュール

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重さが約半分! 基板をガラス→樹脂&アルミにした太陽光発電モジュール

太陽工業は、ガラスの替わりにアルミ複合板をモジュールの基材として採用し、従来型より最大53%の軽量化を実現した太陽電池モジュール「T-Light Solar」の製品化に成功したと発表した。

本製品は軽量化と施工性の向上により、スレート屋根の工場など厳しい荷重条件の建物への導入を可能とした。

本製品は太陽工業と岐阜プラスチック工業が共同開発した太陽電池モジュール。その基材には、ガラスと外周フレームで補強した従来型モジュールに替わり、超軽量・高剛性の樹脂ハニカム構造体「TECCELL®(テクセル)」に薄いアルミ板を貼り合せた複合板を採用し、外周フレームなどによるモジュールの補強を不要にした。さらに、基材であるアルミ複合板の表面に多結晶シリコン太陽電池のセル42枚と透明保護フィルムを貼り合わせてモジュール化した。

これにより1パネル当たりの外形寸法1,300mm×1,000mm(厚み14mm)に対して、約9.1kgの重量に抑制し、最大出力147Wを確保した。

その重量は従来の太陽電池モジュール(約12~15kg/m2)と比較し、1m2当たり約7kgと、最大約53%(約41~53%)の軽量化を実現、さらに、優れた剛性特性とモジュール取付位置が自由になることで「下地鉄骨材(架台など)の低減や軽量化」も可能にした。架台などを含めた設置総重量においても業界最軽量クラスのモジュールとなっている。

太陽工業は大型膜面構造物(テント構造物)メーカーで、20年近く前より太陽光発電パネルを製品化し独自の営業ネットワークを通じて販売してきた。近年、太陽光発電に対する需要が高まる中、太陽電池モジュールの軽量化への市場ニーズを読み取り、基材の軽量化を果たす手段として岐阜プラスチック工業の樹脂製ハニカム構造体「TECCELL®(テクセル)」に着目。

TECCELL®は、同じ剛性を持つ他素材と比べ大幅に軽量化が図れるため、物流資材、住設資材、家具、各種車両部材など幅広い分野で展開しており、アルミ板を貼り付けた複合板によるモジュール用の基材の開発を推進し、この度、完成に至った。

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