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サツマイモの空中栽培+太陽光発電 放射能汚染の土を使わず栽培可能

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サツマイモの空中栽培+太陽光発電 放射能汚染の土を使わず栽培可能

近畿大学(大阪府)は、東日本大震災の復興支援として、生物理工学部(和歌山県)が開発した、ソーラーパネルを備えたサツマイモ空中栽培設備「三角棚ソーラーシェアシステム」を福島県川俣町へ贈呈した。同栽培に取り組みたいと要望のあった福島県川俣町内の仮設住宅に居住する山木屋地区の住民に利用してもらう。

三角棚ソーラーシェアシステム設置工事の様子

三角棚ソーラーシェアシステム設置工事の様子

空中栽培設備(ソーラーパネルなし)

空中栽培設備(ソーラーパネルなし)

サツマイモ空中栽培法は、同大生物理工学部 鈴木高広教授らが開発した三角棚を使った棚上の空中で栽培する方法。日光を無駄なく利用し、効率良く光合成を行うため、従来の5~10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることができる。また、汚染された土壌を一切使用しないため、一部が避難指示区域に指定された川俣町でも、放射能汚染問題の風評被害を避け、安心して食用のサツマイモを栽培することが可能。

さらに、三角棚へソーラーパネルを追加し、農地への太陽光発電を有効活用して発電する「三角棚ソーラーシェアシステム」を世界で初めて開発した。今回贈呈されたのは、1.5kW型・蓄電LED照明2セットで、第一号機となる。

近畿大学は、川俣町から「震災復興アドバイザー」として委嘱された。そこで13学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、川俣町の早期復興を支援するために立ち上げた学部横断プロジェクト「オール近大川俣町復興支援プロジェクト」を立ち上げ、復興・産業振興支援として、サツマイモ空中栽培法による農業再開を提案。地場農産業の活性化や教育・文化の育成などの「復興支援」と、除染や健康管理など被災からの「再生支援」の二面から、町の方の意見を取り入れながらサポートしている。

【参考】
近畿大学 - 福島県川俣町へ「三角棚ソーラーシェアシステム」を贈呈

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