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「二国間クレジットで省エネ技術を世界に」 安倍首相、気候サミットでスピーチ

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23日、気候変動にまつわる議論を行う国連気候サミットがニューヨークの国連本部で開幕され、日本代表として安倍総理がスピーチを行った。

安倍総理はスピーチの中で地球温暖化対策に対する取り組み目標について述べ、特に途上国支援・技術革新と普及・国際枠組みへの貢献を主たる目的として掲げた。

途上国支援に関しては、日本は昨年初めから3年間で約束した約160億ドルの支援を、1年半で達成したことを強調。新たに3年間で気候変動分野で1万4千人の人材育成をすることを明言した。さらに7月に日本の総理として初めてカリブ地域を訪問した安倍総理は、小島嶼国特有の気候変動に対する脆弱性に着目し、島国への支援を重視することも公言した。また、災害が多発する日本の防災術を広く提供するために、来年3月には仙台で第3回国連防災世界会議を開催する。

技術の革新と普及については、日本はそのエネルギー効率を世界最高水準に導いた技術革新を今後も推進するとともに、世界の産官学の英知を結集する国際フォーラムとして「ICEF」の第一回を来月東京で開催する。他にも、省エネルギーの国際的なハブを東京に設置するとともに、署名国が12か国に至った二国間クレジット制度を着実に実施すること、温室効果ガスの排出量を監視・検証する衛星を打ち上げ、データを世界規模で相互活用することを表明した。

総理は将来の国際枠組みについて言及した。全ての国が世界気候の取り組みに参加できる枠組みが必要だと説き、日本はCOP19の決定も踏まえ、約束草案を出来るだけ早期に提出することを目指す。

国連気候サミットとは、世界で生じる気候変動について、世界各国が行動と解決策を協議する場として国連が用意したもの。企業や産業界、世界のリーダー等が参加できる。

【参考】
外務省 - 国連気候サミット 安倍総理スピーチ(プレナリー・セッション)

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