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下水汚泥固形燃料、日本工業規格(JIS規格)が制定

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下水汚泥固形燃料、日本工業規格(JIS規格)が制定

国土交通省では、下水汚泥のエネルギー利用方法の一つである、下水汚泥固形燃料の品質の安定化及び信頼性の確立を図り、市場の活性化を図るため、下水汚泥固形燃料に係る日本工業規格(JIS)を制定した。

下水汚泥固形燃料及び規格の概要は以下の通り。

下水汚泥固形燃料JIS規格(JIS Z7312)の概要

種類 総発熱量 a)
MJ/kg
全水分 a)の
質量分率(%)
灰分・全硫黄・窒素の
質量分率(%)
BSF-15 15以上 20以下 -b)
BSF 8以上


a)到着ベース、すなわちロットの受渡しの状態(すなわち、全水分含有の状態)における分析値のベースとする。
b)規定値は定めないが、試験した到着ベースによる値を報告する。その他の項目は、受渡当事者間の協定による。

下水汚泥の固形燃料は、石炭の6~7割の発熱量を有し、燃料としての価値が存在する。下水道協会が事務局となり、「下水汚泥固形燃料JIS原案作成員会」(委員長:津野洋大阪産業大学教授)を設置し、平成26年3月にJIS原案を作成し、日本工業標準調査会の審議を経て、平成26年9月にJISを制定した。

同省によると、下水処理場で発生する下水汚泥は、量・質ともに安定している、集約型で、需要地である都市で発生しているといったメリットを有するバイオマスであり、約40億kWh/年(約110万世帯の年間消費電力量に相当)のエネルギーポテンシャルを有している。一方、そのエネルギー化については依然として低い水準(2012年度時点でエネルギー化率13%)にとどまっており、より積極的な活用が求められている。

【参考】
国土交通省 - 下水汚泥固形燃料に係る日本工業規格の制定について

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