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環境省、環境分野の研究で委託事業&補助金 27年度分の募集開始

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環境省は、環境政策貢献型の競争的研究資金「環境研究総合推進費」について、平成27年度から着手する新規課題の募集を開始した。

公募の対象分野は、(1)全領域共通・領域横断、(2)脱温暖化社会、(3)循環型社会、(4)自然共生型社会、(5)安全が確保される社会。環境研究総合推進費には「委託費」と「補助金」があり、「(3)循環型社会」に係る研究開発は「補助金」、その他の4分野に係る研究開発は主に「委託費」により実施される。年間研究開発費の規模、研究期間等は公募の区分により異なる。

公募期間は11月6日まで。11月~12月に一次審査(書面評価)、平成27年1月~2月に二次審査(ヒアリング)を実施。2月末に採択・内定する。

研究の対象分野

(1)全領域共通・領域横断

長期的な国家ビジョンの中でのあるべき社会(持続可能社会)に係る研究、持続可能社会への転換に係わる研究、複数領域に同時に寄与するWin-Win型の研究開発、複数領域間のトレードオフを解消する研究開発、環境要因による社会への影響と適応等

(2)脱温暖化社会

低炭素で気候変動に柔軟に対応するシナリオづくり、地球温暖化現象の解明と適応策等

(3)循環型社会

3R・適正処理の徹底、熱回収効率の高度化、レアメタル等の回収・リサイクルシステムの構築等

(4)自然共生型社会

生物多様性の確保、国土・水・自然資源の持続的な保全と利用等

(5)安全が確保される社会

化学物質等の未解明なリスク・脆弱性を考慮したリスクの評価・管理、健全な水・大気の循環等

公募区分

環境研究総合推進費(委託費)

  1. 戦略的研究開発領域(戦略的研究)
    環境省が戦略研究プロジェクトの枠組みを示し、プロジェクトを構成するにふさわしいサブテーマを公募する。今回は新規戦略研究プロジェクト(S-14)の公募を行う。
  2. 環境問題対応型研究領域(問題対応型)
    個別または複数の環境問題の解決に資する研究課題を広く公募する領域。重点的に募集したい研究テーマ等を記した公募方針を提示する。
  3. 革新型研究開発領域(革新型)
    新規性・独創性・革新性に重点を置いた領域で、若手研究者の提案を募集する若手枠がある。
  4. 課題調査型研究開発領域(課題調査型)
    01の戦略的研究開発領域のプロジェクト形成に先立ち、実施の具体的方途について事前に検討・分析・提案を行う研究課題を公募する。

環境研究総合推進費(補助金)

  1. 循環型社会形成推進研究事業(研究事業)
    廃棄物の処理等に係る科学技術に関する研究で、廃棄物の安全かつ適正な処理、循環型社会の形成推進等に関する行政施策の推進及び技術水準の向上が期待できる研究を対象とする。
  2. 次世代循環型社会形成推進技術基盤整備事業(次世代事業)
    循環型社会の形成推進及び廃棄物の適正処理に関するもので、本事業として実施することにより実用化が見込まれ、かつ汎用性及び経済効率性に優れた技術の開発を対象とする。

なお、「環境研究総合推進費」は、環境省が必要とする研究開発テーマを提示して公募を行い、広く産学民官の研究機関の研究者から提案を募り、外部有識者等による事前評価を経て採択された課題を実施する、環境政策貢献型の競争的研究資金。

【参考】
環境省 - 平成27年度環境研究総合推進費における新規課題の募集について

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