> > 有機薄膜太陽電池の電荷移動を妨げるメカニズム発見 変換率向上に期待

有機薄膜太陽電池の電荷移動を妨げるメカニズム発見 変換率向上に期待

 印刷 記事を保存

産業技術総合研究所は、有機薄膜太陽電池の電荷移動を妨げるメカニズムを発見したと発表した。この発見により、電荷の輸送特性に優れる発電層を作製することで、より高い変換効率の有機薄膜太陽電池の実現が期待される。

本研究では、発電層内の電荷の輸送特性やトラップ電荷(輸送障壁に捕捉された電荷)を定量的に評価する手法を開発。この手法により有機薄膜太陽電池の発電層を評価して、電荷の移動を妨げる輸送障壁の起源がドナー分子とアクセプター分子の界面や結晶粒界であることを発見した。

有機薄膜太陽電池は、安価、フレキシブルな次世代太陽電池として近年注目を集めており、変換効率と耐久性の向上に向けた研究開発が世界各地で進められている。通常、有機薄膜太陽電池は、電荷の受け渡しを行う2種類の分子(ドナー分子とアクセプター分子※)が複雑に混ざり合い(図1[b]、[c])、発電層内部に自己組織化(有機分子間の相互作用により、自発的に規則正しい配列・構造を形成)したナノ構造を形成して高い変換効率が実現する。しかし、発電層内のナノ構造と電荷の輸送との関係はほとんど解明されておらず、変換効率を向上させるための指針を得ることが難しい状況だった。

(※全文:304文字 画像:なし 参考リンク:なし)

  • まだ会員登録されてない方

    新規会員登録無料
  • 既に会員登録されている方

    ログイン

会員登録3つの特典

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2018 日本ビジネス出版. All rights reserved.