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岩手県遠野市、「木の皮」バイオマスを有効活用するシステムづくり

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岩手県遠野市は、林野庁事業「木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業」の契約候補者に選定されたと発表した。今月中に同庁と委託契約を締結する予定。

同市は、本事業で、市内製材所等において処理が課題となっているバーク(木の皮)等の残材を有効活用するために、バーク処理施設を主軸とし、移動式チッパーやボイラー施設等を計画している。事業実施期間は平成26年度から平成28年度までの3カ年。総事業費は約6億円。林野庁から6億円の補助金の交付を受けて実施する。

具体的な内容としては、未利用間伐材のチップ化を行う移動式チッパーや、チップ乾燥コンテナ、チップヤード等を整備。木工団地内に大型バークボイラーを設置し、バーク等の残材を木材乾燥用熱源として利用する。また、入浴施設「たかむろ水光園」に、バーク等を燃料とする小型チップボイラーを導入する。

同市では、平成26年度中に「遠野市新エネルギービジョン」を策定する方針だ。このビジョンにおいて、「木質バイオマスの利用促進」として、バークの有効活用について、何らかの方策を講じたいと考えていた。この取組みとして、林野庁の本事業を活用することとし、企画書を提出したものが、今回「契約候補者」に選定された。同市では、今年度事業の確実な執行のため、補正予算の編成作業を開始した。

林野庁の木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業は、森林資源をエネルギー源として有効活用し、低炭素社会の実現、森林整備の推進、雇用の確保等を図る目的で実施するもの。地域一帯となった新たな木質バイオマスの収集・運搬・エネルギー利用システムの実証事業に対して補助金(100%補助)を交付する。全国における採択件数は3件。

【参考】
遠野市 - 遠野市長記者懇談会(平成26年10月22日)

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