九州の「水前寺海苔」から高性能凝集剤を開発 濁水をすばやくきれいに

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※画像はイメージです
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鹿島は、淡水産ラン藻(水前寺海苔)などの植物由来天然ポリマーと三価鉄溶液を用いた、環境にやさしく高性能な濁水処理用の凝集剤「K-FAST」を開発した。

この凝集剤は天然材料で、周辺水域環境への負荷が極めて小さい上、従来の凝集剤に比べて凝集効果が高いため、安全な水中作業環境の確保や濁水処理効率の向上が期待できる。同社は今後、原料となる水前寺海苔の安定的な供給体制を構築し、周辺水域の環境負荷が懸念される工事へ積極的に提案していく方針。

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