> > 中国で広がるセントラルヒーティングのニーズ 工場や発電所の廃熱を有効利用

中国で広がるセントラルヒーティングのニーズ 工場や発電所の廃熱を有効利用

記事を保存
中国で広がるセントラルヒーティングのニーズ 工場や発電所の廃熱を有効利用

ジョンソンコントロールズ(米国)は、廃熱を回収する新型のシステム「YORKデュアルスチームタービンヒートポンプ(YDST)」を中国で発表した。

これはスチームタービンを動力としたターボ圧縮機を使用したヒートポンプで、工場や発電所から出る廃熱を回収して高温水を生成することで、大規模なセントラルヒーティング(集中暖房)システムの運転に利用する。

システム1基あたりの出力は100MWを越え、従来機の2倍の容量が可能。10度~48.9度の低温廃水を回収し、水温を60度~93.3度以上の高温に上げることができる。同規模の暖房設備に熱源を供給する場合、従来のボイラーシステムに比べて石炭の消費量を最大30%削減可能。

北部を中心に急激な都市化が進む中国では、今後5年間で有害物質を排出しないセントラルヒーティングシステムの需要が拡大すると推測されており、YDSTはこの需要に対応したもの。

同社は、すでに中国北東部の大都市で暖房設備への排熱回収ソリューションの導入を成功させており、昨年の暖房期には120万ドルのコストを削減すると同時に、石炭燃料の需要を9,200トン削減した。これは年間4,000台の乗用車の排気ガス排出量に相当する。

同社は、先ごろ、3,500万ドルを投じて中国・無錫(むしゃく)で製造工場及び研究開発センターを拡張した。同施設は、同社のビルディングソリューションの研究開発センターとしては世界最大級の規模で、産業用冷凍ソリューション、HVAC(冷暖房空調) 関連システムの研究開発を行っている。また、熱回収ソリューションについても引き続き、世界市場に向けたイノベーションを推進していく。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.