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エプコ、電力小売り企業向けのサービス開始 顧客・料金管理や申込システムなど

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エプコ(東京都墨田区)は、電力小売り企業向けに、カスタマーサポートと業務システムをパッケージにしたカスタマーサービスの提供を開始する。まずは電力小売り市場に新規参入した大手新電力会社向けに、低圧の電力調達に係わるカスタマーサービスを12月から開始した。

電力システム改革において2016年より家庭向けの電力小売り市場の全面自由化が予定されている。家庭向けの電力小売りには、特に需要家と接点がある通信キャリアやケーブルテレビ会社、ガス会社、水道事業を手掛けている地方自治体などが新規参入を予定している。

エプコは、電力小売り企業向けの電力業務ソリューションが新たな事業になると考えた。同社は住宅・家庭分野で培った顧客管理の業務力と、エネルギーシステムを開発するITノウハウを有する。電力小売りの全面自由化に向けて、これらの強みとこれまでの顧客基盤を最大限活用して本サービスを提供し、電力事業で成長を図る考えだ。

具体的には、電力小売りへの新規参入企業は、以下のような様々な顧客の維持管理に係わるカスタマーサポート体制と業務システムを構築する必要がある。

カスタマーサポート

  • 需要家からの電話やメールでの問合せ対応
  • 既存電力会社との電力供給の切り替え業務
  • 電気料金明細書の発送、支払い手続き …など
    • 業務システム

      • 需要家が電力売買を申し込む際のクラウドシステム
      • 顧客管理システム
      • 料金管理システム …など
        • エプコでは、これらのカスタマーサポートと業務システムをパッケージにして、電力の小売りに係わるカスタマーサービスを提供していく。

          エプコについて

          エプコは、住宅向けの電気設備や水廻り設備、太陽光パネル設計を年間約14万件手掛けており、コールセンターでは、約100万戸の顧客管理サービスを24時間365日で提供する業務力を有している。また、特許を取得したHEMSアプリケーション「ぴぴパッ!」の提供や電力バスケット方式による電力需給調整システム(特許取得済み)、家庭向け太陽光電力売買システムの開発など、電力小売り全面自由化を見据えた先端的なエネルギーシステムを開発するITノウハウを持つ。

          このような強みを生かすことで、家庭向けの電力小売り事業に参加する企業や自治体と連携して、幅広い分野でスマートエネルギー事業を発展させていく。

          本事業の背景等について

          電力小売り市場が全面自由化されることに伴い、既存の電力会社はこれまでの営業エリアを越境した電力の販売を計画している。また、企業や自治体は、独自の料金プランや手厚いサービスで需要家の開拓を行うとみられている。様々なプレイヤーが電力小売り市場に参入することで競争が激しくなることが予想される。

          そのため、各社は電力事業の業務効率化と充実したカスタマーサポートサービスの両面で業務体制の確立が必要と認識している。そこで、エプコはそこにニーズがあると考えた。

          エプコは、国内主要通信キャリアであるNTT東日本、KDDI、ソフトバンクBB及びパナソニックの4社がコンソーシアムの幹事企業を務める「大規模HEMS情報基盤整備事業」に、福岡県みやま市と共にコンソーシアムメンバーとして採択された。福岡県みやま市においては、小売り完全自由化後の自治体による電力供給事業も視野に、構築された情報基盤やサービスシステムを持続的に拡大展開していくためのモデル地域になることを目指している。

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