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最先端の省エネ製品を追う「L2-Techリスト」水準が公表 太陽光・LEDなど152種

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環境省は、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらす先導的な低炭素技術情報を体系的に整理した「平成26年度版L2-Techリスト(素案)」を公表した。

同リストは、6つの領域について、設備や機器の説明、指標の説明、商用化済・商用化前・開発目標(2030年)それぞれの段階におけるL2-Tech水準(実現されている最高効率の数値)などの情報が網羅的に整理されている。

同リストには第I表、第II表があり、一定の条件で測定した効率指標が存在し、同種の他の設備・機器と性能を比較可能な設備・機器を第I表、それ以外を第II表に分類し、第I表では81、第II表では51の合計132の設備・機器を掲載。

  区分・業種等
A 産業・業務 (業種共通) 空調、熱源、他
B 産業 (業種固有の製造設備等) 鉄鋼業、化学工業、紙・パルプ製造業、石油化学、ガラス製造業、自動車製造業、建機、農業(耕種用)、農業(施設園芸)、他
C 運輸 自動車(乗用車)、自動車(商用車・重量車)、二輪車、鉄道、船舶、航空機
D 家庭 家電、給湯器、窓ガラス、他
E エネルギー転換 再生可能エネルギー、火力発電、他
F 廃棄物処理・リサイクル 一般廃棄物、産業廃棄物、マテリアルリサイクル、下水処理、下水汚泥処理、他

領域別では、[A]産業・業務(業種共通)ではエアコン、ヒートポンプ、LED照明器具など、[B]産業(業種固有の製造設備等)では建機、農機など、[C]運輸では自動車など、[D]家庭では家電、給湯器など、[E]エネルギー転換では太陽光発電蓄電池など、[F]廃棄物処理・リサイクルではごみ焼却システム、下水処理施設などが掲載されている。

今回の素案は、今年4月~7月に収集した情報をもとに取りまとめたもので、今後は、引き続き基礎情報の収集を継続し、平成26年度末に「平成26年度版L2-Techリスト」を公表する予定。平成27年度以降についても、先導的な低炭素技術の基礎情報整備に努めるとともに、「L2-Techリスト」の効果的な情報更新手法を検討する考え(メーカーを記載することも検討する予定)。

2050年までに80%の温室効果ガス排出削減を実現するため、環境省は今年3月、「L2-Tech(エルテック)・JAPANイニシアティブ」を発表。エネルギー起源CO2の排出削減に最大の効果をもたらす先導的な低炭素技術=L2-Techの普及促進を進めており、その一環としてL2-Tech情報の体系的な整理を行っている。今回、先導的な低炭素技術を有する設備・機器等に関して、業界団体等より情報を収集し、当該技術に専門的知見を有する有識者からも意見をもらいながら、科学技術的・客観的観点から情報を整理した。

「L2-Tech」は、「エネルギー消費量削減・CO2排出削減のための先導的な要素技術またはそれが適用された設備・機器等のうち、エネルギー起源CO2の排出削減に最大の効果をもたらすもの」を指す。

「L2-Techリスト」は、先導的な低炭素技術を有する設備・機器等について、業界団体等より情報を収集し、当該技術に専門的知見を有する有識者からも意見をもらいながら、科学技術的・客観的観点から情報を整理し、「低炭素関連技術情報の収集」「L2-Techリスト選定の対象となる技術」「L2-Tech水準の考え方」の観点から検討した結果をリストにまとめたもの。

環境省では、こうした取り組みを通じてリストの充実を図りながら、主として同省の技術導入支援、技術開発・実証事業等の施策に活用するとともに、国内外に発信し、技術を導入する際の参考として、広く事業者、地方自治体、NPO、一般の人などに活用してもらいたいと考えている。

【参考】
環境省 - 平成26年度版L2-Techリスト(素案)の公表について

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