山形県、小水力発電所の運転開始 出力35kW、収入は約850万円/年

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山形県は、同県企業局が天童市に建設していた「天童量水所小水力発電所」の営業運転を1月1日に開始した。

同発電所は、企業局村山広域水道の天童量水所(天童市貫津)において、西川浄水場から天童市八幡山配水池までの送水管の落差を活用して発電を行うもの。最大出力は35kW。有効落差は22m、最大使用水量0.226立米/秒。年間発電電力量は約25万kW/h(一般世帯80戸分の年間消費電力量に相当)。水車はインライン式リンクレスフランシス水車(田中水力製造)。発電機は三相誘導発電機400ボルト(八幡電機精工製造)。概算事業費は約1.5億円。

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