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NEDO、平成27年度も新エネ分野の技術開発に助成 FS調査、基盤研究も対象

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NEDO、平成27年度も新エネ分野の技術開発に助成 FS調査、基盤研究も対象

NEDOは、平成27年度「新エネルギーベンチャー技術革新事業」の公募を、3月中旬より開始する予定だ。

同事業は、中小企業(ベンチャーを含む)を対象とし、各社の保有する再生可能エネルギー分野における潜在的技術シーズを基にした技術開発を募集する。申請テーマに関して技術や事業化の面での優位性や独自性等の観点から選抜・育成し、事業化を見据えた技術開発支援を行う。

対象となる具体的な技術分野は、太陽光発電風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利用、太陽熱利用及びその他の未利用エネルギー分野並びに再生可能エネルギーの普及、エネルギー源の多様化に資する新規技術(燃料電池蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等)。

同事業では、技術開発のステップによって、事業形態や助成率が異なる。フェーズA(フィージビリティ・スタディ)およびフェーズB(基盤研究)は委託事業として、フェーズC(実用化研究開発)は助成事業(助成率2/3以内)として実施される。また、NEDOは昨年度の同事業でも、新規開発された技術の紹介・マッチングに関してもイベントを開き、支援を行っている。

各ステップの具体的な概要は下記の通り。

  1. フェーズA  フィージビリティ・スタディ
    (1年間以内 1,000万円以内/テーマ)
    技術シーズを保有している中小企業等(ベンチャーを含む)が、事業化に向けて必要となる基盤研究のための フィージビリティ・スタディ(実行可能性調査)を、産学官連携の体制で実施する。事業期間終了までに、事業化が可能なビジネスプランを立てられること。
  2. フェーズB 基盤研究
    (1年間以内 5,000万円以内/テーマ) 
    要素技術の信頼性、品質向上、システムの最適設計・最適運用などに資する技術開発や、プロトタイプの試作およびデータ計測等、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を、産学官連携の体制で実施。事業期間終了までに、事業化の具体的な計画を立てられること。
  3. フェーズC 実用化研究開発
    (1年間程度 5,000万円以内/テーマ)
    事業化の可能性が高い基盤技術を保有している中小企業等(ベンチャーを含む)が、 事業化に向けて必要となる実用化技術の研究や実証研究等を実施。申請時に、事業期間終了後3年以内で実用化が可能な具体的な計画を有すること。

採択事業者はステージゲート審査を受けることにより、フェーズAからB、又はBからCへステップアップし、事業化に向けた支援が受けられる。

過去の採択事業の一例は、「マイクロ波化学プロセスによるバイオディーゼル実証開発(マイクロ波化学)」、「未利用柑橘類を活用したバイオ燃料生産の技術開発(辻製油、三重大学)」、「ポリマーモノリスによる高信頼性リチウムイオン電池用セパレータの実用化研究開発(エマオス京都)」、「小水力発電機と蓄電システムの実用化研究開発(明和製作所)」

採択事例
マイクロ波化学プロセスによるバイオディーゼル実証開発

(写真左)廃油とバイオディーゼル燃料(BDF)、(写真右) 世界初の完全フロー型マイクロ波リアクター

(写真左)廃油とバイオディーゼル燃料(BDF)、(写真右) 世界初の完全フロー型マイクロ波リアクター

公募期間は平成27年3月中旬から4月中旬の予定で、公募要領等の詳細は、公募開始日にNEDOのホームページに掲載される。

【参考】
NEDO - 平成27年度「新エネルギーベンチャー技術革新事業」に係る公募について(予告)

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