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工場や施設の排水を約70%も再利用 設置面積も半減した「排水再利用装置」

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工場や施設の排水を約70%も再利用 設置面積も半減した「排水再利用装置」

三菱レイヨンと三浦工業は、工場や施設向けに、対象排水約70%の再利用と、設置面積半減による省スペース化を実現した排水再利用パッケージ装置を共同開発し、2015年4月から本格販売を開始する。

各種工場・施設のプロセス用水、ボイラ用水、冷却水、洗浄水などでの利用を見込む。2017年度の販売目標台数は50~100台。

本装置は、MBR(膜分離活性汚泥法)膜に加えてRO(逆浸透)膜を搭載しており、既存排水処理設備に設置することで、再利用対象排水の約70%を良質な水に処理して、製造工程などに再利用可能とした。

排水の再利用は、工場で使用する水量を節約できるため、上下水道代の高い地域でのコスト削減や製造水原単位低減になり、環境貢献ならびに経済貢献を実現する。

また、三菱レイヨンが新しいMBR膜として開発した「低水深対応薄型モジュール」と三浦工業の装置パッケージ技術を融合させ、従来の排水再利用装置に比べて設置面積を50%削減するとともに、運転の安定化(目詰まり低減の膜構造と自動洗浄、水温水質の影響を受けにくい流量フィードバック制御の採用)、パッケージ化による工事期間の大幅な短縮、さらには競争力のある価格を実現した。当該性能を認められ、既に神奈川県川崎市のリネン工場に1号機を納入している。

本製品は、三菱レイヨンと三浦工業が、2013年2月に両社間で締結した水処理事業の業務提携に基づき進めてきた新製品開発にて、共同開発したもの。両社は、引き続き共同開発や新規水関連サービス事業の立ち上げを行い、顧客に新たな付加価値を加えたサービス・製品を提供していく考えだ。

本製品の仕様は、処理水量が3.0立方メートル/h、外寸がW1,895×D3,570×H2,505(mm)、乾燥質量が1,735kg、運転質量が5,925kg。

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