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レアメタルの代替・使用量低減 NEDOが技術開発の助成先を公募

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「希少金属代替・低減省エネ材料技術実用化開発助成事業」に係る公募を開始した。

これは、産業界で取り組まれている希少金属代替または低減技術の実用化開発であって、省エネ効果が見込まれるとともに、事業終了後数年内に実用化することが期待される優れた提案に対して助成金を交付するもの。課題設定型で、民間企業から広くテーマを公募する。同事業における成果によって、希少金属の供給リスク軽減、省エネルギー効果、わが国企業の競争力強化に資することを目的とする。

助成対象事業者は、規定の要件を満たす、単独ないし複数で助成を希望する国内の企業、大学等の研究機関。助成率は助成対象費用の2/3以下。助成金の年間額は1件あたり5千万円以下。平成27年度の助成金は総額2億円程度。助成期間は2015年4月頃(交付決定日)から2016年3月31日の約1年間。

応募締切は3月19日。公募に伴い、2月23日に新エネルギー・産業技術総合開発機構 関西支部(大阪市北区)、2月25日に新エネルギー・産業技術総合開発機構(神奈川県川崎市)にて説明会を実施する。出席希望者は開催前日までに申し込みが必要。

希少金属(レアメタル)47元素(レアアース17元素を含む)は、わが国産業を支える部材の高機能化、高性能化のための重要な原料で、情報家電、二次電池、モーター、太陽光発電パネル等の産業や、エネルギー分野においてその需要が拡大することが見込まれている。これらの金属は、他の金属と比較して量的に存在が希少で産出国も偏在することから、供給量の減少はわが国産業に多大な影響を及ぼす懸念があり、ひいてはわが国の省エネ製品の安定的な普及拡大にも影響する可能性がある。そこでNEDOでは、平成20年度から希少金属の代替技術、使用量低減技術に係る技術開発を実施し、それらの供給リスク軽減、およびわが国企業の競争力強化に貢献している。

今後も、高機能・高性能な省エネ製品の生産量は更なる伸びが予想され、これらに活用される希少金属の潜在的な供給リスクは依然として存在するため、引き続き代替と低減に関する研究開発と実用化開発を行い、希少金属を有効に活用する技術の多様化を進めることが重要。今回の助成は、このような状況を踏まえて実施される。

【参考】
NEDO - 平成27年度「希少金属代替・低減省エネ材料技術実用化開発助成事業」に係る公募について

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