> > 埼玉県の下水処理場が高度化 国内初の「省エネ型水処理技術」でコスト削減

埼玉県の下水処理場が高度化 国内初の「省エネ型水処理技術」でコスト削減

記事を保存
埼玉県の下水処理場が高度化 国内初の「省エネ型水処理技術」でコスト削減

埼玉県は2月18日、国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)国内初の「省エネ型水処理技術」の実証施設の稼働を開始した。

下水処理の一般的な処理は、「最初沈殿池」で下水中の固形物を除去し、「反応タンク」で微生物の働きにより汚れを除去した後、「最終沈殿池」を通し、消毒して河川に放流するが、今回の共同研究では、既設の「最初沈殿池」を高速繊維ろ過により固形物を除去する方式に改造するとともに、「反応タンク」を水量発生装置と水質センサーを備えた循環型設備に改造し、下水処理の低コスト化と高効率化を目指す。

下水の高度処理は標準法に比べ、広い用地と多くのエネルギーが必要なこと等から、全国で4割の普及に留まっているが、今回の施設稼働によりコスト縮減、省エネ技術が実証され、高度処理の一層の普及が期待される。

埼玉県下水道局では、前澤工業(埼玉県)、石垣(東京都)、日本下水道事業団(東京都)の3者と共同で、小山川水循環センター(埼玉県本庄市)において「省エネ型水処理技術」の実証研究に取り組んでいる。本実証研究はB-DASHプロジェクトに採択されたもので、国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究として実施される。埼玉県では、昨年8月から実証施設の建設工事を進めてきた。

海外水ビジネスの対象となる東南アジアなどでは、低コストで高効率な下水道処理技術に対するニーズが高く、新技術の研究開発を通して国内普及を図るとともに海外展開を目指す民間企業を支援する。

【参考】
埼玉県 - 省エネ型水処理技術の実証施設が稼働します

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.