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国産間伐材の木質チップを自ら製造・供給 林業とつながる木質バイオマス発電

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国産間伐材の木質チップを自ら製造・供給 林業とつながる木質バイオマス発電

産業廃棄物の処理業やリサイクルを行うタケエイは、岩手県花巻市で計画している木質バイオマス発電事業(花巻バイオマスエナジー)に向けて、バイオマス燃料となる木質チップを製造・供給する「花巻バイオチップ株式会社」を設立した。木質チップは、森林組合や林業事業者ら地元企業や団体から供給される森林間伐材などが原料となる。

花巻バイオチップは、事業主体となる同社の出資率50%を保ちつつ、今後出資体制を構築し、9千万円程度に増資していく予定だ。同バイオ発電所は平成28年度に事業開始予定で、発電量は6,250kWhを見込む。これは年換算で一般家庭約14,000世帯の消費電力量に相当する。総事業費は20億から30億円。

花巻バイオマス発電事業スキーム 概要図

花巻バイオマス発電事業スキーム 概要図

同社グループのバイオマス発電事業は、今年10月に事業が開始される予定の津軽バイオマスエナジー(青森県平川市)に続き2ヶ所目。津軽では、青森県平川市・タケエイ・森林組合・林業事業者など、地元企業や団体が中心となって組織した津軽バイオチップ株式会社を設立し、燃料となる木材を集荷・製造・供給している。津軽では、森林間伐材のほかにりんご剪定枝も原料として利用される予定だ。

同社は、平成16年から建設廃棄物の処理過程で大量に発生する廃木材を、バイオ燃料用にチップ化し供給する事業を行って来た。さらに昨年より参入したバイオマス発電事業において、永続的な森林保全や林業分野での事業や雇用の創出、将来的にはバイオマス資源作物の生産も視野に入れ、森林資源の新たな循環モデル構築を目指す。

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