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「電気自動車、走れる距離は50kmぐらい」 一般ドライバー、過小認識か

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「電気自動車、走れる距離は50kmぐらい」 一般ドライバー、過小認識か

パーク24(東京都千代田区)が実施した「電気自動車(EV)に関する意識調査」で、ドライバーが考えるEVの航続距離は50km以下で、実際の航続距離と大きな差があることがわかった。

この調査は、同社がドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、2014年12月22日~12月28日に実施したもの。有効回答者数は6,906名で、90%以上が「週1回以上車を運転する」人々だ。ただし、全員が電気自動車の利用経験があるわけではない。

1回の充電でEVがどれくらい走ることができると認識しているかを具体的な数字で回答してもらったところ、94%が「50km以下」の数字を回答した。現在販売されているEVの、一充電当たりの航続距離は180km~220km(JC08モード)。しかし、この距離数の範囲を回答した人は、わずか0.7%にとどまり、一般のドライバーにとっては、EVの正確な情報があまり知られていないことが明らかになった。

同社によると、EVの保有台数は、2013年3月末現在5万4,757台(次世代自動車振興センター調べ)と、3年間で約6倍に増えている一方で、2013年の自動車保有台数7,600万台(自動車検査登録情報協会調べ)から見ると、保有率は0.1%未満にとどまっている。

同社では、EVの保有率が低い要因として、価格はもちろんのこと、航続距離など正しい情報が認知されていないことが想定されるとし、EVに触れる機会を増やすことが認知拡大の一つのきっかけになるのでは、と指摘している。

その他、調査結果の概要は以下のとおり。

燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、若い人ほど「ガソリン」

燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、次いで「電気」が17%

クルマを燃料で選ぶ場合、半数が「ガソリン」と回答した。次いで「電気」が17%、「水素」が13%となった。全体でみると「ディーゼル」は10%で「プラグインハイブリッド」の11%よりも低い割合になっている。一方、中国地方では「ガソリン」に次いで、5人に1人が「ディーゼル」と回答している。

また、年代別にみると、「ガソリン」を選ぶ割合は、20代以下が61%で、30代が51%、40代が47%、50代が43%、60代以上が40%。年齢が上がるにつれ、「ガソリン」を選ぶ割合は減っており、「電気自動車」や「水素」など、環境に配慮するクルマを選ぶ傾向が見られた。

価格が手ごろになれば「EV」を購入

価格が手ごろになれば電気自動車」を購入

EVがどうなったら購入するかを聞いたところ、4割が「価格が手ごろになったら」と回答した。次いで「航続距離に不安がなくなったら」が23%、「充電ステーションが増えたら」が20%、「好きな車種があったら」が14%となっている。その他の回答では、「充電時間の短縮」や「電気自動車の購入は考えていない」などがあがった。

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